材質で値段が大きく変わる結婚指輪
材質変われば値段も変わる
結婚指輪の値段は、材質で値段が変わることもあります。分かりやすい例は、プラチナでしょう。プラチナの結婚指輪には、pt900とpt950の2種類あります。見た目はほとんど変わりありませんが、値段は大きく変わります。
デザインや宝石の有無で値段は変わるものの、pt900であれば15万円前後がいいところでしょう。宝石が入っても、20万円少し超える価格です。ところがpt950になると、20万円超えは当たり前の状態に。アーム幅が細くサイズの小さい指輪で、やっと20万円下回る価格となります。
pt900とpt950
pt900とpt950。両者の違いは、プラチナが含まれている量にあります。pt900では90%・pt950では95%のプラチナが含まれているのです。
両者ともプラチナがベースとなっているため、材質に大きな差はありません。両者とも変色に強く、指輪をつけたまま温泉に入っても変色することはないでしょう。さらにアレルギーリスクも低くなっているため、肌が弱い人にもおすすめです。耐久性も非常に高く、大切に扱えば孫の代まで使えます。
pt900とpt950の材質の違い
pt900とpt950の材質の違いとしては、耐久性です。2つとも耐久性に関しては、文句なしの優秀さです。ただ「どちらが耐久性高いのか?」と聞かれたら、pt900の方に軍配が上がるでしょう。値段の安い方です。
pt900はpt950と比べると、他の素材が占める割合は高くなっています。そもそも他の素材をプラチナに混ぜる理由は、強度を上げることです。プラチナそのものは大変柔らかく、本来であれば指輪向きではありません。そこで他の素材を混ぜ合わせることにより、耐久性を強化しているのです。
手作り結婚指輪で使われているプラチナは?
手作り結婚指輪で使われているプラチナは、主にpt900です。pt950を使っている所もあるにはありますが、かなり少なくなっています。探し出すだけでも重労働でしょう。
pt900は強度が高く、値段も安いプラチナです。美しさの面においてはpt950の方に軍配があがるものの、大きな差はありません。ジュエリーのプロであっても、見分けるのは難しいでしょう。2人で手作りした結婚指輪は、どんな結婚指輪よりも価値があるのです。