結婚指輪は英語で何ていうの?
結婚指輪の英語は「マリッジリング」ではない!
結婚指輪は英語で「Marriage Ring」と思われるでしょうが、大きな間違い。正しくは「Wedding Band」か「Wedding Ring」と言います。
「Wedding Ring」は、何となくは理解できるでしょう。問題は「Wedding Band」です。指輪なのにバンド。日本人の感覚からすると、奇妙でしか無いもの。「Band」は、帯やリボンなどの意味があります。BandとRingの違いについて、掘り下げてみます。
結婚指輪のデザインについて
結婚指輪のデザインについて、触れておきましょう。「BandとRingの違いに関係があるのか?」という疑問も出てくるでしょうが、デザインが深く関わっているのです。
結婚指輪のデザインには、色々あります。中にはダイヤモンドがキラキラ輝いた、ゴージャスな指輪もございます。ただ全体的に婚約指輪と比べると、スッキリしたデザインが多いです。スッキリなデザインとゴージャスな指輪こそが、BandとRingの違いです。
実際の海外ブランドではどんな表記になっている?
スッキリしたデザインで、男性も女性も違和感なく使えるデザインの結婚指輪は「Band」。ゴージャスでデザインに凝りまくった結婚指輪は、英語で「Ring」と呼ばれています。
アメリカの有名ブランドの場合。ダイヤモンドが散りばめられたゴージャスな結婚指輪は、はっきりと「Ring」として紹介されています。同ブランドでも、スッキリしたデザインの結婚指輪は「Band」としての紹介になっていました。
MarriageとWeddingの違い
ではなぜ結婚指輪は「Wedding Band」か「Wedding Ring」と、英語で呼ばれているのでしょうか。「Marriage」ではないのかという疑問も、ふつふつと湧いていることでしょう。結婚指輪という意味においては「Marriage」でも構いませんが、ネイティブにとっては仰々しい感じがします。
「Marriage」は役所に赴いて婚姻届を提出し、名字が変われば証明書等の手続きを示します。一方で「Wedding」は、ウェディングドレスを着て友達や家族と一緒に会場で結婚のお祝いをする意味があります。
ちょっとした豆知識として
相手が英語しか喋られない人ではない限り、普通に「マリッジリング」と言っても問題はないでしょう。
マリッジリングは和製英語の一種。ちゃんとした言葉として、存在している事実に変わりはありません。