結婚指輪が持つ意味は?法律的にどんなかんじ?
結婚指輪の意味を考える
厳かな式場で新郎新婦が交わす結婚指輪。結婚式のスタイルは様々ですが、どういうスタイルの式でも結婚指輪の存在は欠かせません。
ではなぜ、結婚指輪は挙式で使われるのでしょうか。「既婚者は結婚指輪を必ず入手しなければならない」という法律は、存在しているものでしょうか。結婚指輪の意味について探ってみました。
結婚に関する法律
結婚に関する法律は存在しています。事細かく書いてしまうと話は終わりませんので、婚姻に関する法律だけに的を絞り、話を進めましょう。
結婚ができるのは、夫婦がお互いに同意している場合です。どちらか一方でも結婚に同意していない場合は、夫婦にはなれません。結婚したと国に知らせるために、婚姻届を提出する必要があります。婚姻届に必要事項を明記した上で、本人確認書類と共に役所に提出。提出すれば、法律的に夫婦と認められるようになります。
指輪に関する法律はなし!
婚姻に関する法律において、必ず結婚指輪を用意しなければならない決まりはありません。婚姻以外にも、結婚に関する法律は沢山あります。
2人が持つ財産についての法律もございます。ただ「どうやって2人で財産をわけるか?」等の法律であり、絶対に結婚指輪を持たないといけないというホル射つは存在していないのです。
結婚指輪の意味は歴史に秘められている
法律で所有が決められていない結婚指輪。そんな中でも持つ意味とはどこにあるのでしょうか。探ってみると、結婚指輪のルーツにたどり着きました。
古代ローマ時代。2人の結婚は当人同士だけでなく、2人の家にも深く関係していました。当時は戸籍制度も無かったでしょうから、2人と2つの家が深く関係する証はなかったはずです。そこで贈られたのが、結婚指輪。結婚指輪を左手薬指にはめることで、関係性を誇示していたのでしょう。
現代における結婚指輪の意味は?
ただ今は、家同士の繋がり目的での結婚は少なくなりました。
愛を育んだ当人同士の結婚が、主流となっています。何があっても2人の絆は永遠という意味を込めて、結婚指輪は贈られているのです。